忍者ブログ
soranokizunaのカケラたちや筆者のひとりごとを さらさらと ゆらゆらと
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


こんばんは。

本日が誕生日のxiaoxueです。
記念して更新しました(笑。

今回のエピソードには2バージョンを用意しましたので、
お好きな方をお選びいただければと思います。
(なお、Deep Ver.は6月4日以降、順次UPしていく予定です)

さて、Light Ver.はいかがでしたか?

今回は2つの場面を描きましたので、筆者の力量の乏しさから
分かりづらく感じられた方もいらっしゃったかもしれません。
前半は辞令交付式、そして後半はムゥとマリューのお家が舞台です。

カガリが優しいのは、人の当たり前の感情を分かりすぎてしまうからかと思います。
きっとウズミの大きな掌に護られながら
幼いころから真直ぐな気持ちで沢山の人と共に生きてきたからかな、と思います。
しかし、すぐに感情に共鳴できてしまう豊かな感受性故に、
つらいことも多いことでしょう。

例えば、心の底から認めることが出来ない
辞令を交付しなければならない時。

お役所というところは、紙切れ一枚の辞令で人が動いていくと言われています。
どんな未来を描いて、それを実現するためにどう人事を組み替えていくか、
そこには様々な意見が盛り込まれ、考慮され、
しかし辞令書の書面上にはその過程なんて書かれないでしょう。
ただ結果だけ、
DDR部隊隊長に任ずる、と。

いつでも、どんな時でも、
顔を上げて前を向いていようと励んできたカガリが
アスランを直視できずに瞼を伏せました。
そんなカガリに、ムゥが待てといったモノとは何でしょう。
そして、カガリが驚いたこととは何でしょう。

お察しの方もいらっしゃるかと思いますが、
次回明らかになります!

また、もしよろしければDeep Ver.もお楽しみいただければと思います。
Deep Ver.第1話は、6月4日以降にUP予定です。

拍手[12回]

PR


こんにちは。

戦後、アスランが自宅へと足を踏み入れたのは数える程度であったと
筆者は推測します。
アスランにとっては、あたたかな家庭という思い出が住む家であっても、
ある者にとっては崇拝するパトリックの家であり、
ある者にとっては戦争犯罪人の家であり、
ある者にとっては好奇の的である訳で。
きっと、様々な意味を含意したランドマークとなってしまうのではないか、
と筆者は妄想しました。

だから、アスランが自宅を訪れた時、
自宅の傍に勝手に石碑が立っていて
その前で若者がピースをしながら記念写真を撮っている姿を目撃し、
そして絶句する訳です。

そんな未来も、あるかもしれません。

さて、そんなアスランですが、思い出のネクタイを持って帰って来ました。
そう行動できたのも、カガリの言葉があったからです。
「いい思い出だな。」(Chapter1- ネクタイの記憶)
たったそれだけの言葉ですが、確かにアスランを照らしあたためています。

アスランがパトリックの肉声が入った映像データをコピーし持ち帰りましたが、
その結果については、今後の物語の中で触れる予定です。

最後になりましたが、次回はDDR部隊の全貌が明らかになります。
実は、DDRはこの物語を書く前から、
オーブにふさわしい役割なのではないかと思い続けてきました。
そのため、次回のお話は2タイプを用意いたします。

①Light Ver.
・物語の進行に重きを置き、DDRに関する説明文、経緯を割愛したバージョン
・とてもあっさり
※時間軸は現在のみで、カガリとアスランが登場

②Deep Ver
・物語の進行の中に、DDRに関する説明、経緯について、過去の描写が入るバージョン
・全4話で、Light Ver.のセリフがちょっと奥行きを持って響く・・・はず
※時間軸は現在から過去へ遡ります。過去では、アスランが活躍します。

筆者の物語をお読みくださっている数名のお方に感謝を込めて、
両方とも誠実に描きますので、
お好きな方をお選びいただき、お読みくださればと思います。

拍手[11回]


こんにちは。

アスランが軍服の下にワイシャツとネクタイを着ている・・・という設定です。
実は、1年半前に「1-13 ネクタイの記憶」というエピソードでネクタイのお話を出してから、
いつかアスランにさせようと思っていました。

アスランの軍服ネクタイ姿ですが、
何処かのサイト様でイラストとかあったりしないのでしょうか・・・。

アスランは普通にドハマリで似合うと思いますが、
それ以上にカガリの方が似合っちゃいそう(笑。

なんて、ネクタイ大好きな筆者ですが、
今回は前半に紛争勃発の描写を入れました。
少し説明部分が長くなってしまって申し訳ございませんでした。
全部はしょって結論を言うと、地球連合とプラントの地球基地の人たちが
ドンパチ始めちゃいましたってコトです。
世界情勢が一気に急展開しそうなところですが、次回はアスランの回想です。
 

拍手[17回]


こんばんは。

今回は友情出演でサイが登場しました。
サイって好きです、なんだか等身大の青年って感じがして。

さて、アスランが大学と共同研究しているという設定で描きました。
カガリの護衛を務めていた「空白の2年間」の間、
そしてDESTINYで描かれた戦時に、
アスランは自分に出来ることは何か、痛いほど考えたと思います。
ですから、戦後はその反動として、出来ること全てに取り組むのではないでしょうか。
アスランの「出来ること」は、カガリのために出来ることに留まらず、
オーブのために、世界のために出来ることといった様に、広がりを持って欲しいというのは、
筆者の願いです。

カガリ自身も、アスランがカガリのためだけに力を尽くすことを
快く思わないでしょう。
むしろ、「もったいないぞっ!!」と叱りそうなものです。

話を元に戻しまして、
そのため、筆者はアスランに高性能のメモリーのマリンスノーや
新型エネルギーで駆動するMSの紅の開発、
そして今回は論文の執筆と大学との共同研究をさせています。
中でも、学術の中立を確保するために匿名で論文を出すあたり、
アスランらしいかな、と思います。

日本でも2008年に、防衛庁の高官が執筆した論文が最優秀賞を受賞したことを端緒に
問題が起こりましたが、
その是非はさて置き、やはり軍人が世界に何かを発表することには
(本人にその意図があるにせよ、無いにせよ)意味が付与されてしまうものだと、
考えさせられました。

行為は、それ自体にメッセージ性を持つのだと、
筆者は思います。
そのメッセージは、
言葉以上に自分の想いを伝えることもあれば、
自分の意志とは正反対の事が受け取られてしまうこともあります。
だからこそ、行為とは大切なのだと思います。

さて、今回は「DDR部隊」というキーワードが出てきました。
次回以降、説明の描写が入りますので、しばしお待ちください。

さてさて、次回もアスラン登場です。
 

拍手[11回]



こんにちは。

恒例となりました、今回のセリフはこちら。

「ケバブっ!」
「おはよう、じゃなくて?」
(BYカガリ、アスラン)

ではなくて(笑、こちらです。

「過ちを犯したのは、
人なんだ。」
(BYカガリ)

なんだか、ラクスが言いそうなセリフですが、これはカガリにしか言えない言葉だと思います。
(筆者の物語の設定上)搾取され続けたのはナチュラルです。
そのため、コーディネーターであるラクスが言えば、
ラクスにそのつもりが無くとも、何処か責任転嫁したような響きを持ってしまいます。
一方カガリは、(本人の意志とは無関係に)フリーダム・トレイル完成に加担した罪を負うと同時に、
完成のために搾取された被害者でもあります。
そのカガリだからこそ、言える言葉だと思います。

そして、ラクスは次のように言います。

「人を決めるのは、遺伝子ではありません。
その人自身ですわ。
それを人は迎え入れ、
そうしてわたくしたち人は生きてきました。
それを分け隔てる事由は何もありません。」
(BYラクス)

デスティニープランを否定したラクスなら、こう言うかなと筆者は思います。

 

さて、これでChapter8は終了となりますが、
最後の最後にカミュとマキャベリが出てきました。
(皆様、覚えていらっしゃいますか???)
ここから、フリーダム・トレイルを軸に物語が展開していきますので、
今後この2人にケイは度々登場いたします。
ケイの正体はキラのクローンですが、
カミュとマキャベリの正体については、お察しの方がいらっしゃると思います。
ケイを含め、彼等の背景についても丁寧に描いていくつもりですので、
皆様の想像力をお貸しください。
よろしくお願いいたします。
 

拍手[12回]