忍者ブログ
soranokizunaのカケラたちや筆者のひとりごとを さらさらと ゆらゆらと
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


こんばんは。
Happy Birthday to ME!!企画、第二弾です。
なんとか週2更新できまして、ほっと一安心です。

さて、引き続きキラを応援している方にとってはつらい状況ですね。
キラが自分を見失ってしまった最大の理由は
ラクスを失くしてしまったからですが、
もうひとつの理由はキラの心が繊細すぎるからです。
その繊細さを表現したくて、
命の消える音が聴こえるというエピソードを入れました。

命の消える音がキラにも聴こえるなら、
きっとラクスにも聴こえるのでしょう。
そして、ラクスは哀しい音に涙を流すのではないか、と。
キラの前だけで。
だから、誰かを護り命の消える音を鳴らさないことは
ラクスを護ることにもつながる。
だとしたら、今回キラはバルティカの人々を殺めてしまいましたから・・・。
キラの心はボロボロになってしまった訳です。

さて、そんなキラをアスランが迎えます。
さりげなく(笑)、カガリのことを思い出しちゃってますが、
本当はここでカガリのエピソードを入れるつもりは無かったのですが、
筆者が原稿確認中にふっとカガリを思い出してしまったので、
イメージのままに挿入しました。
きっとカガリだったらどんなキラを目の前にしても
真直ぐに駆け出して抱きしめて
“バカヤロウっ!”って叱るんじゃないかな、と。
筆者がそんな風に思った時、思わず笑みがこぼれたんです。
あぁ、やっぱりカガリはすごいなぁと思い、
そのままエピソードに挿入してしまいました。

ここのところ出番が少ないカガリですが、
キラが宇宙へ帰ればいよいよカガリのエピソードに入ります!
3年前からずっと描きたかったエピソードなので緊張しますが
がんばって形にしてみたいと思いますので
どうかお付き合いいただければ幸いです。

さて、次回はアスランとキラの再会です!

拍手[15回]

PR

こんばんは。

Happy Birthday to ME!!企画、
ぎりぎり更新が間に合いました!
なんとか誕生日の夜が終わる前に更新できました~。

さて、キラを応援していらっしゃる方へはつらい展開かもしれません。
愛する人を護りたいと思う事、それは当たり前の感情です。
しかし哀しい偶然が重なって、惨劇を呼び起こしてしまいました。

護りたい人を護っても、世界は平和にならないかもしれない。
そんな疑問に立って描いています。
SEEDでは描かれたその視点がDESTINYでは抜け落ちていたように思います。
キラが護りたい人を護ること全てが、結果的に正義になっていましたからね。
もっとドラマチックに描けなかったことが残念です。
護りたい人を護ること、それは人として当たり前の感情で、
自然な行動だったとしても、
それで誰かを哀しませてしまったり、憎しみを生んでしまうこともある。
護りたい人を護るだけでは世界は平和にならない、
そんな葛藤を誰よりも知っているのはアスランとカガリではないでしょうか。

哀しい偶然の連鎖を前に、アスランは疑念を持ちます。
これは全て誰かに仕掛けられた罠なのではないか、と。
次回もアスランが駆け抜けます!

拍手[10回]


こんにちは。

アスランが単身でストライクに突っ込んでいきましたが
生身の人間とMSでは力の差が大きすぎます。
ですが、覚悟を決めたアスランは強いですよね、
決して諦めず全力でキラを止めようとします。
さらにバルティカの無辜の命を奪わないよう、彼らの安全を護ろうとするのが
アスランらしいかな、と筆者は考えました。

で、今回大活躍だったのがミリアリアです。
Destinyではコーディネーターが活躍する場面が多かったように思えたので
(気のせいかしら?それともキャラクターが多かったから?)
その分もミリアリアに頑張ってもらいました。
そして白髪の紳士が出てきましたが、
この方は「9-9 英雄が舞い降りて」で登場した軍閥の長です。
「夢を託したくなった」というセリフをどうしても言わせたくて、登場させました。
自分の夢は、自分だけの夢じゃないこと、
託された分だけ夢は重みを帯びるけど
きっと力に変わるのではないか、
そう筆者は考えます。

白銃が出てきましたが、これは筆者の捏造アイテムです(笑。
こんなのあったらいいな~という、ドラエモン的発想で。

キラが登場しバルティカ編は急展開しました。
そのせいでしょうか、読者様からの反応が良くて嬉しく思います。
これからバルティカはさらなる混乱の時を迎えます。
キラを応援している方にとってはつらい展開が続きますが、
アスランもミリィもDDR部隊のみなさんも頑張りますので
どうか見守っていただければと思います。

さて、白銃を手にしたアスランはキラを止めることができるのでしょうか?
次回もアスランが駆け抜けます!

拍手[13回]


こんにちは。

ついにキラが登場しました!
ラクスの居場所の手がかりを見つけてから、
アスランはキラがストライクでバルティカに現れるのではないかと
ずっと不安に思っていましたが・・・的中してしまいました。
礼拝堂へ向かう車中で、ラクスの映像は罠なのではないかと
アスランは疑っていました。
もしも罠ならば、キラをはめるための罠なのではないかと、アスランは踏んでいました。
キラがストライクでバルティカの礼拝堂へ現れれば
バルティカの民は怒りに我を忘れて攻撃を開始するでしょうし
バルティカには開戦の大義名分ができる、
そして一気に開戦・・・なんて最悪のシナリオが描かれるからです。

いつものキラだったら、うかつにストライクでバルティカに来ることは無いでしょうし、
バルティカに入るのであればしかるべき手段を取れたでしょう。
しかし、ラクスを亡くし、自分を失ったキラだったら・・・
宇宙からバルティカまで真直ぐに飛んでくるのではないでしょうか。
ただ、ラクスに会いたい一心で。

ラクスしか見えないキラを誰も止めることが出来なかったのは、
プラントでキラとラクスが孤高の存在になってしまっていたからです。
いつかイザークに言わせたセリフですが、
2人は常に寄り添っていて孤独ではないけれど、
2人はいつも孤立していると。
キラとラクスはプラントの国民から愛されていて、
愛されすぎて、神様のように仰がれて、
いつの間にか誰も同じ目線に立とうとしなくなった・・・。
筆者の物語の中ではそんな設定ですが、
実際に起こり得ることかもしれないと思います。
それがプラントの課題だと思います、
英雄に頼らずに平和を築く道を、
プラントは見つけなければならない時なのではないでしょうか。

さて、アスランは争いを未然に防ぐことはできるのでしょうか。
どうか見守っていただければと思います。

拍手[15回]


こんにちは。
今回は少し短めのエピソードになってしまいました。
昨日のブログでは週明け更新・・・ということでしたが、
なんとか日曜日に更新できました。
今日はお仕事なのでこれから出勤します(涙。

さて、最初にジュール隊の皆様の登場です。
シンが肉まんを食べていますが、なんとなくシンに似合いそうな気がして(笑。
肉まんって時々、理屈抜きで食べたくなりませんか?

どんな悲劇が起きても、それに共感し心を痛め恐怖に震えたとしても
お腹は減るし眠くもなるし、人の本質的な欲求は湧いてくると
何かで読んだおぼえがあります。
肉まんを頬張るシンとビールを煽るディアッカ。
緊張の糸が張り巡らされた世界の中になじまないように見えますが、
それが自然だったりするのかもしれません。

で、ジュール隊にはひっきりなしに依頼が来ています。
ジュール隊の実績と実力ならば、重要な任務の依頼は絶えないでしょう。
そして、それだけ絶対的な信頼を得ているからこそ、
任務を断ることも出来た訳です、
副議長からの依頼を断る・・・なんて、アーサーには出来ないでしょう。

さて、後半は舞台をバルティカに移しました。
ここでもアスランはコーディネーターとナチュラルの間にある
見えない壁を肌で感じ取ります。
ラクスが先の戦争で世界の平和に貢献し、
議長となりプラントと地球の間に平和をもたらし、
彼女に対する信頼が少しずつ芽生えたとしても、
そんな信頼は簡単に覆されてしまう。
一人のコーディネーターに対する信頼が無くなれば、
不信感は一気に人種全体にむけられるようになってしまう。
それは、偏見を捨てられないナチュラルが悪いのでしょうか、
それとも偏見を克服できないコーディネーターが悪いのでしょうか。
筆者は、どちらが悪いとも思いません。
人種の壁を越えて結ばれる信頼は、脆く儚いかもしれませんが
絶えず結び続けることでしか乗り越えられないと考えます。

だから、これからのアスランは大変なんですね。
信頼を失ったのが、よりによってプラントの議長、
コーディネーターにとっての平和の女神ですから、
信頼失墜の影響力は大きく、
信頼を結び直すまでの道のりは視界がかすむ程遠い・・・。
だからこそ、取り返しがつかないような状況まで拡大する前に
アスランは事態を収束させたいのですが・・・。
次回、ミリアリアが活躍します!

拍手[14回]