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soranokizunaのカケラたちや筆者のひとりごとを さらさらと ゆらゆらと
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こんばんは、筆者です。
更新が遅れご迷惑をおかけし、大変申し訳ございませんでした。

いよいよアスランが戦艦で宇宙へ出ました。
戦艦の名前はリュミエール、フランス語で「光」の意味です。
戦艦の名前はいろいろと迷ったのですが、結局ストレートなものに落ち着きました。
響きも美しいですしね。

さて、アスランが戦艦を出すまでにかなり時間がかかったてしまったようですね。
捜索の総指揮を執っている以上、月基地から動くことは出来ないでしょう。
そのため、立場上、戦艦を使用した遠方の捜索は
いくつかの小隊に任せるしかなかった筈です。
ですから、アスランにとっては戦艦で出られることは
ある意味自由を得たという感覚に近いかもしれませんね。
これからアスランが宇宙を駆けますので、どうか見守っていただければと思います。

今回は“王子”ことアンリ視点のエピソードを挿入しました。
いつもアンリは真直ぐに信じて進む強さを持っていますが、
今回ばかりはそうはいかないようです。
しかし、後ろ向きになりそうな自分と真正面から闘う、
そんなところがアンリらしいかな、と。
そして、アンリがアスランとカガリの関係に勘づきましたね。
一方のコル爺は、やはりずっと前から気付いていて
それでもだまって見守っていてくれたようです。
オーブのみんながアスランとカガリの本当の想いを知る日が来るといいなと
心から願う筆者です。

さて、次回はアスランが追い詰められていくかもしれません・・・。

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こんばんは、筆者です。
今回も土日ともに休日出勤ですが、無理矢理更新してみました。
えらいぞ、自分。

さて、今回はハツカネズミのお話でした(笑。

アスランがカガリのことを思い出すシーンですが、
全てSEED時代のものです。
断片的な表現のみでしたが、
皆様にどこまでお伝え出来たか心配です・・・。
こんな時、アニメだったらもっと違った表現ができるのに・・・と思います。

なんだかんだでカガリに甘えているアスランです。
アスランが心まで甘えられるのはカガリだけかな、と思います。
確かにDESTINYではザフト脱走の時に、メイリンに甘えてしまったかもしれませんが
それは手段に甘えただけで、心まで甘えた訳ではないと筆者は考えます。

瞳を閉じれば瞼に現れるカガリが眩しくて
眠れなくなってしまったり、
常夏の風のように胸の内に現れるカガリに
痛みを堪えながら想いを馳せたり。
不器用に、誠実に、カガリへ想いを寄せるアスランですが
はたしてカガリと再会することはできるのでしょうか?
想いはとどくのでしょうか?

さて、パトリックの暴走についてのエピソードですが、
アスランは自分もパトリックと同じように暴走してしまうのではないかという恐怖を
抱いたことがあるのではないでしょうか?
では、何故こわいのか。
同じ遺伝子を持っているからでしょうか、
それとも親子だからでしょうか。
それも不安要因のひとつだと思いますが、
何よりも大きな理由は“気持ちが分かってしまうから”、かなと考えます。
同じ遺伝子を持っていても、親子でも、性格が似ていても、
家族はそれぞれ別の人間だということは、アスランは理解していると思います。
亡くした哀しみも、奪われた憎しみも、止められなかった自責の念も、
言葉にできないパトリックの感情を、今のアスランなら分かってしまう、
だから怖いんじゃないでしょうか。

だとすると、パトリックの暴走は誰にでも起きることと言えます。
何故なら、哀しみも憎しみも悔やみも全て
人が当たり前に抱く感情だからです。
実際に本文中で、アスランはパトリックのように
『誰の声も聞かず哀しみと憎しみのままに突き進んでしまうのではないか』と危惧していますが
その状況はそのまま今のキラに当てはまります。
“パトリックの狂気”は誰にでも起こり、何処にでもある、
“ありふれた狂気”だったと筆者は考えます。

凶悪犯罪が起きると、人はつい犯人に“狂気”を見出そうとするそうです。
『あの人は狂っているから、こんな残忍な犯罪を犯したんだ。』
裏を返せば、『自分は狂っていないから、犯罪は犯さない。』
そう思って安心したいという心理が働くそうです。
だからこそ、SEEDの世界では戦後、
パトリックの暴走として歴史を片づけようとする力学が働くのではないかと筆者は考えます。
人々は残忍な行為の原因をパトリックの狂気に結び付け、
自分とパトリックは違う人間だとの結論に安心を覚えるのではないか。
しかし、本当の怖さはパトリックの狂気にあるのはなく、
誰もが抱く当たり前の感情だという点にあるのではないでしょうか。

なんて熱く語ってしまいましたが、
アスランがパトリックをどう受け止めるのか、
DESTINYであまり描かれなかったその点を、
この物語で丁寧に描ければと思います。

次回も引き続きアスランのお話です。
もうそろそろ捜索隊にも大きな変化が出る・・・かな?

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こんばんは、筆者です。

2週間程更新をお休みしてしまい、大変申し訳ございませんでした。
御迷惑をおかけしましたこと、お詫び申し上げます。
また、心優しくも御心配くださった皆様へ、心から感謝申し上げます。

べらぼうに忙しい毎日にあんまりにも疲れたので無理やり休みを取り、
鈍った感覚を取り戻しながら執筆しています。
今後は毎週末1回の更新を続けていきたいと思いますので
お時間がございましたら当サイトへ遊びに来てくださると幸いです、

さて、今回もアスランにとってはつらい状況が続いています。
ですが、どんなに辛くてもアスランは他の人に悟られないよう
“いつものアスラン”として振舞うだろうなぁと、筆者は思います。
アスランが、みなの希望の光で在り続けようとするのは、
カガリがずっとそうしてきたからです。
この立場になって、アスランはカガリが背負ってきたものの大きさや辛さの一部を実感して
尊敬の念と、そして愛しさを覚えるのではないでしょうか。
君を護りたいと、改めて思うのではないでしょうか。

引き続きアスランにとっては辛い状況が続きますが
どうか見守っていただければと思います。
次回もアスランのお話です!

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こんばんは。

今週は2日とも休日出勤ですが、気合いで更新しました!

さて、前半にはカミュが出てきましたね。
お兄様としては、大切な妹の彼氏には厳しく当たる・・・といったところでしょうか(笑。
カミュは思わせぶりな発言をしていましたが、
何か手がかりを知っているのでしょうか?
カガリを護るためにアスランが奔走しますので、
どうか見守っていてくださいね。

ハウメアの護り石といえば、アスランとカガリを繋ぐアイテムですが
執筆しながら改めて奥深さを感じました。
最初は、カガリがアスランを護るためにあげたものなのに、
いつの間にか、アスランがカガリを護るためのものに変わっただと考えると、
互いを護りあうアスランとカガリらしいなぁと思いました。

次回も引き続きアスランのお話です。

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こんばんは、筆者です。

更新が遅れ御迷惑をおかけし大変申し訳ございませんでした。
漸く更新できました。

誰かの力になりたいと思っても、
直接、現実的な力になれないもどかしさを
よく感じます。
ですが、例え今すぐ直接的な力になれないとしても
今自分に出来ることを諦めない人間になりたいです。
そんな想いを込めてミリィと久々に登場のコル爺を描きました。

一方のアスランですが、オーブの期待を一身に背負っています。
不安は簡単に人の心を揺さぶります。
不安と闘いながら信じ続けることは、自分ひとりでは難しい。
だから、誰かを信じることで自分の心を支えようとするのではないでしょうか。
今回のオーブ軍のみなさんのように。
“ザラ隊長であれば、必ずアスハ代表を助けだせる”、と。
奇跡を望むような眼差しを受け止め、どれ程重圧がかかっても、
カガリを失う恐怖と哀しみと、自分への憤りや無力感が胸を満たしても、
アスランは常と変わらぬ穏やかな表情を保ち続けます。
だからオーブ軍は落ちつきを取り戻し、希望の火が持ち直したのですが、
アスランは感情を抑え続けなければなりません。
これに対比されるのがキラでして、
キラは感情を抑えることなく心のままに行動し、
その結果仲間が離れ孤立していきます。
人として当たり前の感情を表すことで組織が崩れ、
感情を殺すことで組織が息を吹き返す。
アスランとキラの行動はどちらが正しいのか、筆者には分かりませんが、
確かに2人の道は分かれてしまいました。

さて、アスランという心の支えがあって初めて有機的に動き出したオーブ軍ですが
彼らはカガリを見つけ出せるのでしょうか。

次回もアスランのお話です。

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