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soranokizunaのカケラたちや筆者のひとりごとを さらさらと ゆらゆらと
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こんばんは。

 

運命の出会い記念SSへの拍手、ありがとうございます。

本当に励みになります。

 

初めてSSを書いてみて、

サクっと完結するすがすがしさを覚えました。

今後も折を見て、書いていけたらと思います。

 

 

今回は裏work musicがあります。

それは、レミオロメンの『3月9日』です。

この曲を聴いていて思い浮かべたのはアスランです。

 

『瞳を閉じればあなたが

瞼の裏にいることで

どれ程強くなれたでしょう

あなたにとって私も そうでありたい』

 

 

アスランは、3月8日を目の前にして

カガリに会いに行こうか行くまいか考え込んで、

思考を深めるために瞳を閉じた、

その時にきっとカガリの顔が浮かんだことでしょう。

そうして気が付いたことは、

カガリと出会えた奇跡への感謝の気持ちは

永久に変わらないということ。

たとえ、月日が経っても

恋人から代表と准将という関係へ変わっても。

 

だからアスランは、

手元の起案を手にカガリの元へ向かいました。

 

『緊急ではありませんが、

代表のお時間のある間にご確認いただけたら、と。』

 

この言葉には嘘はありません、

でも、カガリと会う切欠として利用したことは事実です。

 

物語の中で、アスランは随分落ち着いてるように感じた方も

いらっしゃったかもしれません。

それは、カガリ視点で描いたからでして・・・

内心は心臓バクバクで、頭はハツカネズミで、

それを全身全霊で抑え込んでいます。

それくらい器用にならなければ、カガリを傷つけることになると

アスランは知っているからこそ、懸命です。

 

雨の匂い、

それを運ぶ風、

遮るように閉めた窓の向こう側に広がる蒼い空に

アスランは過去を見ます。

何事も無かったように、代表への説明を再開しても

全て上滑りしてしまうのは、

アスランの感情がどうしようもなく溢れてしまいそうになるから。

 

そして、世界から2人だけを閉じ込めるように

スコールが降って。

 

『大切なことを聴き逃してしまいそうで・・・。』

 

そのカガリの言葉が切欠でした。

“ カガリはスコールを言い訳に

今から告げる言葉を忘れることができる “

だからアスランは真実を告げました。

それは、とてもありふれた、

しかしそれ以外の言葉では伝えることのできない感情。

 

『カガリ、ありがとう・・・。』

 

そして、返される言葉。

 

『アスラン、ありがとう。』

 

奇跡とは光のようなものだとすれば、

アスランにとっての光とは、

陽の光のように煌くあたたかなものなのではないかと

筆者は思います。

カガリの笑顔のように。

 

 

 

と、筆者のSSを要約すると、

「ありがとう」を言うまでのお話です(爆。

それでも、お楽しみいただけた方がいらっしゃって、

拍手もポチポチ押してくださって、

本当に嬉しく思っています。

 

ご存知のとおり、筆者のサイトは大変人気がございません。

お読みくださっている数名の方、本当にありがとうございます。

これからもマイペースに更新してまいります、

そして折を見てSSも挿んでいこうと思いますので、

お時間が有り余っている際にでも、訪れていただければと思います。

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