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3月8日 運命の出会い記念SS 【おまけ】
ここまでお読みくださりありがとうございました。
アスランとカガリの運命の出会いに、
彼等に出会えた奇蹟に、
そして彼等が結んでくれた沢山の出会いに、
感謝の気持ちを込めて。
で、最後を飾るのはやはりこの方々(笑。
「本文はこちらから」をクリックしてお読みください。
「ねー、何があったのさぁ~。」
デスクに顎をのせたまま頭を左右に振る親友に
アスランは溜息をついた。
「だから、キラが期待するような事は無かったと言っているだろう。」
キラは、アスランが“キラが期待するような事”という言葉を選んだことから、
それに代わる“何かはあった”ことを感づいていた。
だからこそ、アスランから事の真相を聞きだしたかったのである。
――僕の心配も知らないで~。
一向に口を開かないアスランに、キラは痺れを切らして項垂れて
(口角をニヤリと上げ、悪魔の微笑を浮かべて)
盛大な溜息をついた。
「そっかぁ、じゃぁカガリが喜んでたのは
カガリの勘違いだったんだぁ~。」
ピクリ、と親友の肩が揺れたのを
キラは見逃さなかった。
「カガリは嬉しそうだったよ~?
アスランと一緒に・・・。」
「俺だって嬉しかったさっ!!」
と、言い返してアスランは血の気が引いた。
目の前には背筋が凍るほど満面の笑みを浮かべる親友がいる。
こんな単純なカマに引っかかるなんて・・・
アスランは額に手を宛てて項垂れた。
「ラクス~♪
掛かった、掛かったっ!!
面白い話聴けそうだよ~♪」
「まぁまぁ、
大漁ですわね♪」
こうして、アスランはまるでスコールのような
キラとラクスの質問攻めにあうのであった。
それでも、アスランがスコールに打ちひしがれること無く
やがて射す陽の光を待つことが出来たのは、
端末の横に置かれたカードがあったから。
3月8日
ありがとうの日
カガリ
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「ねー、何があったのさぁ~。」
デスクに顎をのせたまま頭を左右に振る親友に
アスランは溜息をついた。
「だから、キラが期待するような事は無かったと言っているだろう。」
キラは、アスランが“キラが期待するような事”という言葉を選んだことから、
それに代わる“何かはあった”ことを感づいていた。
だからこそ、アスランから事の真相を聞きだしたかったのである。
――僕の心配も知らないで~。
一向に口を開かないアスランに、キラは痺れを切らして項垂れて
(口角をニヤリと上げ、悪魔の微笑を浮かべて)
盛大な溜息をついた。
「そっかぁ、じゃぁカガリが喜んでたのは
カガリの勘違いだったんだぁ~。」
ピクリ、と親友の肩が揺れたのを
キラは見逃さなかった。
「カガリは嬉しそうだったよ~?
アスランと一緒に・・・。」
「俺だって嬉しかったさっ!!」
と、言い返してアスランは血の気が引いた。
目の前には背筋が凍るほど満面の笑みを浮かべる親友がいる。
こんな単純なカマに引っかかるなんて・・・
アスランは額に手を宛てて項垂れた。
「ラクス~♪
掛かった、掛かったっ!!
面白い話聴けそうだよ~♪」
「まぁまぁ、
大漁ですわね♪」
こうして、アスランはまるでスコールのような
キラとラクスの質問攻めにあうのであった。
それでも、アスランがスコールに打ちひしがれること無く
やがて射す陽の光を待つことが出来たのは、
端末の横に置かれたカードがあったから。
3月8日
ありがとうの日
カガリ