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こんにちは。
前回の予告どおり、アスランとカガリが寄り添っています。
今回のお話は、筆者がどうしてもカガリに言わせたかった台詞が
いくつも詰まっています。
【1. あいしてる 】
『世界で一番好きな音・・・、
アスランの鼓動だ。』
アスランやカガリは「愛してる」の言葉を
最後の最後まで言わないのではないか、と思います。
(現実的に、言える関係性に無いことは別として。)
アスランとカガリの場合、
ありふれた言葉に想いが重なるのではないかと思い、
この台詞を書きました。
【2.カガリの強さ】
『それ以上に、
強いものなんてあるのか?』
『だから私は大丈夫だっ!。』
ラクスを引き合いに出しますと、
ラクスは個人(=私)の強さが光るキャラクターだと思います。
何かを成し遂げると決めれば、キラとラクスの2人きりでも
決して歩みを止めない強さを持っていると、筆者は考えます。
そのため、振り返った先には2つの足跡が強く残ると思います。
一方、カガリの強さに公(=みんな)が帯びると考えます。
(※ 日本語では公=お上や政治といったイメージもありますが、
公園の公の字のように、
“みんな”という人の集まりをイメージしていただければと思います。)
同じ理想を胸に燈した多くの人々と共に
夢を実現するために歩み続けると、筆者は考えます。
そのため、振り返った先には歩幅も大きさも異なる複数の足跡でいっぱいで、
カガリ自身の足跡がどれか分からない程かと。
共に歩む力こそ、カガリの強さだと思います。
そしてその力を下支えしているのは、人と人を繋ぐ才能です。
GANDUM SEEDでは、再会したキラとアスランをカガリが一瞬にして結んだように
カガリには人と人を繋ぐ力もあるのでしょう。
【3.宿命と使命】
『こうして生まれてきた私だからこそ、
すべき事があると思うんだ。』
カガリならば、
宿命を乗り越えた先に、使命を見出すだろうと
筆者は思います。
宿命とは、先に敷かれたもの=受動的なイメージがありますが、
使命とは、自ら選び引き受けたもの=未来を志向するイメージがあります。
カガリであれば、
宿命を抱きしめ、今の自分を受容し、
そして使命を胸に未来を見据えるだろうと。
カガリの言葉に、
アスランは改めてカガリの強さを見ます。
しかし、カガリが強くあれるのは
他でも無いアスランがそこにいるからです。
これも、アスランがカガリを護るひとつの形なのではないでしょうか。
降りかかる矢を剣で薙ぎ払うだけが、
哀しみ震える君を抱きしめることだけが、
護ることではないと、筆者は思います。
今回も筆者のヒトリゴト(と書いて妄想と読む)が長くなりました。
次回も、アスランとカガリは健全に(?)いちゃいちゃしておりますので、
お時間がございましたら、そんな2人を見守っていただければと思います。