[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
本っっっ当に暇ネタですが(笑
それでもお付き合いくださる方はRead more…以下へ!
この暇ネタに関する感想は大歓迎ですが、
クレーム等は受け付けませんので自己責任でご覧下さい。
【Attention!】
お話の中にシン○○的な発言が出ます、ムゥから。(関係性を決定付けるものではありません)
シンの趣味がちょっとアレ的な発言も出ます、ムゥから(笑。
なので、「シンルナ以外のカップリングは嫌!」又は「シンはカッコイイ方が好き!」という方は
今回はスルーしてください。
「で、これがマユが幼稚園生の頃の写真で・・・」
いつの間にか、本来の目的から外れ
シンが保存していた写真データを見る会になり
「マユちゃん、マジでかわいいな。
そりゃ、シンがシスコンになるのも分かるわ~。」
「べっ、別にシスコンって訳じゃっ。」
兄貴肌のムゥと、もともと人懐っこいシンは波長が合ったのか
話が盛り上がっていく。
「お前は全っ然、変わんねぇな。
同窓会で会っても違和感無いタイプ。」
子どものまま成長していないような意味で捉えたシンはあからさまに顔を歪ませた。
「これでも、随分変わったんスよっ。
昔は女の子に間違えられたけど、背だって伸びたし、体だって鍛えてるし。」
ブツブツと小言を垂れるシンに、ムゥは笑みを零しながらシンの背中を叩いた。
「確かに、お前のガキの頃の写真、マユちゃんにそっくりで超絶カワイイもんな!」
「それ、俺とマユを馬鹿にしてんだろ!」
簡単にムキになるシンの姿が、さらにムゥの笑いを誘い
ひーひー言いながら写真をめくっていく。
「や、でも、キラとアスランの子どもの頃の写真もヤバいぜ。
めっちゃくちゃカワイイ、つーか女の子が可愛そうな位。」
シンはぼんやりと想像を巡らせた。
キラはクス・クラインというフィアンセが居ながらも驚異的な早さでファンを増やし続けているのだ。
それこそ、小さな子どもたちから高齢者まで。
「確かに…、キラさんの目、丸っこいし、
プラントでは“プリンス”とかいわれる程人気だし。」
と、言いながらミニキラを想像してみる。
人懐っこい笑顔とか、めっちゃカワイイんだろうなぁ。
つーか、抱っこしたい。
“高い高い”が好きそうだな、なんとなく。
晴れた日に公園に遊びに行って、チョロチョロ何処かへ走って行っちゃうミニキラを捕まえて、
空に向かって高く抱き上げて・・・
ニコっと笑って“お兄ちゃ~ん”とか呼ばれたら、
むぎゅ~って抱きしめちゃうだろっ!
キラの髪色のせいか、いつの間にか幼い頃のマユの姿と重なり
シンは幸福な妄想を広げていた。
「アスランは…。」
と、言いながら今度はミニアスランを想像して2秒…
シンは口元を手で覆った。
――やばい、めちゃめちゃカワイイんじゃ・・・。
一緒に公園とか行って、
危ないからって手を繋いで、
はにかんだ顔で“お兄ちゃん、ありがとう”なんて言われたら…。
ヤバイヤバイヤバイっ。
抱っこなんてもっての他だ、
連れ去ってそのまま…
「つーか俺、何想像してるんだぁぁ!」
顔を赤らめながら叫び出したシンに、ムゥはニヤニヤとした笑みを浮かべた。
ムゥは、このネタで何回シンをいじれるだろうかと考えるだけで笑いが止まらなかった。
「想像を絶する可愛さだぜ。
まぁ、本人は母親譲りの女顔がコンプレックスだったらしいけど。」
と、マユの幼少期の写真のフォルダが終わり、ムゥは次のフォルダを開いた。
今度はもう少し大人になったマユの写真かと思いきや…
――ん?
フォルダに保存されていた写真は家族の写真ではなかったのだ。
シンを含めた家族以外が保存されているフォルダはこれだけである。
そのため、余計にムゥの目を引いた。
「これって・・・。」
ムゥの声で現実に引き戻されたシンは、大声を上げてタブレットを取り上げようとした。
が、コーディネーターをも凌駕するスピードでかわしたムゥは
ニヤニヤと笑みを浮かべながら写真を見ている。
「かっ、返せよっ!」
シンが手を伸ばそうとも、長身のムゥには届かず、
顔を真っ赤にしたままシンは無駄なジャンプを繰り返す。
その図は、まるで上級生が下級生をいじめているようだ。
極端に枚数が少ないフォルダの中を堪能しきった後、
ムゥはシンの目の前に写真を突き付けた。
「で、なんでカガリの写真が保存されてる訳?
しかもほとんど小さい頃のじゃん。」
タブレットを奪い返したシンは顔を赤くしたままそっぽを向いて答えた。
「・・・マユが好きだったんだよ。“オーブのお姫様だから”って・・・。」
シンは、それが真実である筈なのに言い訳じみた響きになってしまう事にぐっと奥歯を噛みしめた。
案の定と言うべきか、ムゥの顔から嫌な笑みは消える事は無く
“へぇ~”と抑揚の無い相槌を打ち、
爆弾を落とした。
「で、お前の初恋って訳か。」
爆弾の威力は想像を絶するもので、
シンは顔を真っ赤にしたままパクパクと口を動かしている。
さらにムゥの容赦ない追撃に
「ま、お前がロリコンって事はよぉ~っく分かったし。」
シンは撃沈する。
ムゥはここぞとばかりにダンディな声で“性癖は恥ずかしい事じゃないぜ”とシンの肩をポンポンと叩き
手をひらひらさせながら扉に向かった。
その足取りは今にもスキップしだしそうな程軽快だ。
「やべ~、このネタ、アスランとディアッカ達に報告しねぇと♪」
扉の一歩手前でムゥの肩を掴んだシンは一気に捲し立てる。
「だっ、誰が初恋はアイツだなんて言ったんだよっ。」
「隠さなくたって分かるさ~。」
大げさなジェスチャーでやれやれと言わんばかりのムゥは、シンの言葉に聞く耳を持たず
そのまま部屋を出る。
ムゥが落とした爆弾の衝撃に追いつかない体を思考に鞭を打ち、
シンはムゥを追いかける。
ここで誤解を解かなければ・・・
――ヤバイっ!
何かが確実にヤバイ!!
シンは己の名誉と尊厳が打ち砕かれる恐怖を感じていたのだ。
頭の中で反芻するのは、
ニヤニヤと嫌な笑みを浮かべたディアッカの声と
“へぇ、お前ロリコンなんだ。良い店紹介するゼ・・・”、
あからさまな軽蔑に顔を歪ませたルナと、恐怖に潤んだ目で見詰めるメイリンと、
無表情のまま俺の腕をへし折りにかかるアスラン・・・
気付くとシンは廊下に出て、遠ざかるムゥの背中に向かって叫びを上げていた。
「俺は、ロリコン・・・っ!」
「え?」
第三者の声が背中から聴こえて、まるで氷で撃ち抜かれたようにシンは身動きできなくなる。
無理矢理首を動かせば、冷や汗が一気に背中を流れ落ちた。
そこには、困惑した表情を浮かべたヴィーノが目を泳がせていた。
――ごっ・・・誤解されたぁあああああ!!
「ヴィーノ、待て、誤解だ!」
しかしそれは声になる前に、
先を行っていた筈のムゥが何時の間にかヴィーノの肩を抱いていた。
ムゥは青白くなったヴィーノに、人生の先輩として優しい響きの言葉をかける。
「びっくりする・・・よな。
でも、シンの事、受け入れてやろうぜ。」
「・・・ムゥさん・・・でも、俺っ。」
「世の中にはな、色んな男がいるんだよ。
熟女好きもいれば、小さな女の子や男の子が好きなヤツもいる。
動物に興奮するヤツだっているんだぜ。」
ぎゅっと目を閉じ意を決したヴィーノはシンに向きあい、右手を差し出した。
「俺、時間かかるかもしれないけど・・・、
シンのこと・・・受け入れるからな!」
シンの絶叫が響いた事は言うまでも無い。
* * *
え~、全くの暇ネタでしたがいかがでしたか?
皆様の暇潰しに少しでも貢献できたのなら幸いです。
シンがロリコンかどうかは置いておいて、
実際にシンは小さい子の面倒見が良さそうだと思います。
ちょっとぶっきらぼうな所はありますが、根は素直で優しいヤツですから。
子どもたちと一緒に日が暮れるまで泥だらけになるまで遊んでくれそう。
だから、マルキオ様の孤児院に行ったら人気者になりそうだと思います。
(とても平和な絵が浮かびますので、そんなお話も書けたらいいんですけどね。)
で、相変わらず年上にいじられるシンですが(笑。
シンの初恋がカガリだったと言うのはムゥの勝手な発言ですが(笑、
“マユちゃんがカガリを好きだった”という設定は無い話ではないかと思います。
オーブのお姫様に子どもたちが憧れを抱いたとしても不思議では無いので。
で、もしもマユちゃんがカガリに(又はお姫様という存在に)憧れていたなら、
シンもまたカガリに対して嫌な感情を抱いては居なかったと思います。
むしろ、好感を持っていたのではないでしょうか。
だからこそ、家族を戦争で失くし、アスハに対する憎しみが大きくなった・・・
なんて事も無い話じゃないと思います。
最後に、シンの誤解が解け、
というか、この噂がディアッカやルナ、アスランの耳に届かないと良いのですが(笑。
届いちゃったら面白い事になっちゃうので(笑。
追記を閉じる▲
「で、これがマユが幼稚園生の頃の写真で・・・」
いつの間にか、本来の目的から外れ
シンが保存していた写真データを見る会になり
「マユちゃん、マジでかわいいな。
そりゃ、シンがシスコンになるのも分かるわ~。」
「べっ、別にシスコンって訳じゃっ。」
兄貴肌のムゥと、もともと人懐っこいシンは波長が合ったのか
話が盛り上がっていく。
「お前は全っ然、変わんねぇな。
同窓会で会っても違和感無いタイプ。」
子どものまま成長していないような意味で捉えたシンはあからさまに顔を歪ませた。
「これでも、随分変わったんスよっ。
昔は女の子に間違えられたけど、背だって伸びたし、体だって鍛えてるし。」
ブツブツと小言を垂れるシンに、ムゥは笑みを零しながらシンの背中を叩いた。
「確かに、お前のガキの頃の写真、マユちゃんにそっくりで超絶カワイイもんな!」
「それ、俺とマユを馬鹿にしてんだろ!」
簡単にムキになるシンの姿が、さらにムゥの笑いを誘い
ひーひー言いながら写真をめくっていく。
「や、でも、キラとアスランの子どもの頃の写真もヤバいぜ。
めっちゃくちゃカワイイ、つーか女の子が可愛そうな位。」
シンはぼんやりと想像を巡らせた。
キラはクス・クラインというフィアンセが居ながらも驚異的な早さでファンを増やし続けているのだ。
それこそ、小さな子どもたちから高齢者まで。
「確かに…、キラさんの目、丸っこいし、
プラントでは“プリンス”とかいわれる程人気だし。」
と、言いながらミニキラを想像してみる。
人懐っこい笑顔とか、めっちゃカワイイんだろうなぁ。
つーか、抱っこしたい。
“高い高い”が好きそうだな、なんとなく。
晴れた日に公園に遊びに行って、チョロチョロ何処かへ走って行っちゃうミニキラを捕まえて、
空に向かって高く抱き上げて・・・
ニコっと笑って“お兄ちゃ~ん”とか呼ばれたら、
むぎゅ~って抱きしめちゃうだろっ!
キラの髪色のせいか、いつの間にか幼い頃のマユの姿と重なり
シンは幸福な妄想を広げていた。
「アスランは…。」
と、言いながら今度はミニアスランを想像して2秒…
シンは口元を手で覆った。
――やばい、めちゃめちゃカワイイんじゃ・・・。
一緒に公園とか行って、
危ないからって手を繋いで、
はにかんだ顔で“お兄ちゃん、ありがとう”なんて言われたら…。
ヤバイヤバイヤバイっ。
抱っこなんてもっての他だ、
連れ去ってそのまま…
「つーか俺、何想像してるんだぁぁ!」
顔を赤らめながら叫び出したシンに、ムゥはニヤニヤとした笑みを浮かべた。
ムゥは、このネタで何回シンをいじれるだろうかと考えるだけで笑いが止まらなかった。
「想像を絶する可愛さだぜ。
まぁ、本人は母親譲りの女顔がコンプレックスだったらしいけど。」
と、マユの幼少期の写真のフォルダが終わり、ムゥは次のフォルダを開いた。
今度はもう少し大人になったマユの写真かと思いきや…
――ん?
フォルダに保存されていた写真は家族の写真ではなかったのだ。
シンを含めた家族以外が保存されているフォルダはこれだけである。
そのため、余計にムゥの目を引いた。
「これって・・・。」
ムゥの声で現実に引き戻されたシンは、大声を上げてタブレットを取り上げようとした。
が、コーディネーターをも凌駕するスピードでかわしたムゥは
ニヤニヤと笑みを浮かべながら写真を見ている。
「かっ、返せよっ!」
シンが手を伸ばそうとも、長身のムゥには届かず、
顔を真っ赤にしたままシンは無駄なジャンプを繰り返す。
その図は、まるで上級生が下級生をいじめているようだ。
極端に枚数が少ないフォルダの中を堪能しきった後、
ムゥはシンの目の前に写真を突き付けた。
「で、なんでカガリの写真が保存されてる訳?
しかもほとんど小さい頃のじゃん。」
タブレットを奪い返したシンは顔を赤くしたままそっぽを向いて答えた。
「・・・マユが好きだったんだよ。“オーブのお姫様だから”って・・・。」
シンは、それが真実である筈なのに言い訳じみた響きになってしまう事にぐっと奥歯を噛みしめた。
案の定と言うべきか、ムゥの顔から嫌な笑みは消える事は無く
“へぇ~”と抑揚の無い相槌を打ち、
爆弾を落とした。
「で、お前の初恋って訳か。」
爆弾の威力は想像を絶するもので、
シンは顔を真っ赤にしたままパクパクと口を動かしている。
さらにムゥの容赦ない追撃に
「ま、お前がロリコンって事はよぉ~っく分かったし。」
シンは撃沈する。
ムゥはここぞとばかりにダンディな声で“性癖は恥ずかしい事じゃないぜ”とシンの肩をポンポンと叩き
手をひらひらさせながら扉に向かった。
その足取りは今にもスキップしだしそうな程軽快だ。
「やべ~、このネタ、アスランとディアッカ達に報告しねぇと♪」
扉の一歩手前でムゥの肩を掴んだシンは一気に捲し立てる。
「だっ、誰が初恋はアイツだなんて言ったんだよっ。」
「隠さなくたって分かるさ~。」
大げさなジェスチャーでやれやれと言わんばかりのムゥは、シンの言葉に聞く耳を持たず
そのまま部屋を出る。
ムゥが落とした爆弾の衝撃に追いつかない体を思考に鞭を打ち、
シンはムゥを追いかける。
ここで誤解を解かなければ・・・
――ヤバイっ!
何かが確実にヤバイ!!
シンは己の名誉と尊厳が打ち砕かれる恐怖を感じていたのだ。
頭の中で反芻するのは、
ニヤニヤと嫌な笑みを浮かべたディアッカの声と
“へぇ、お前ロリコンなんだ。良い店紹介するゼ・・・”、
あからさまな軽蔑に顔を歪ませたルナと、恐怖に潤んだ目で見詰めるメイリンと、
無表情のまま俺の腕をへし折りにかかるアスラン・・・
気付くとシンは廊下に出て、遠ざかるムゥの背中に向かって叫びを上げていた。
「俺は、ロリコン・・・っ!」
「え?」
第三者の声が背中から聴こえて、まるで氷で撃ち抜かれたようにシンは身動きできなくなる。
無理矢理首を動かせば、冷や汗が一気に背中を流れ落ちた。
そこには、困惑した表情を浮かべたヴィーノが目を泳がせていた。
――ごっ・・・誤解されたぁあああああ!!
「ヴィーノ、待て、誤解だ!」
しかしそれは声になる前に、
先を行っていた筈のムゥが何時の間にかヴィーノの肩を抱いていた。
ムゥは青白くなったヴィーノに、人生の先輩として優しい響きの言葉をかける。
「びっくりする・・・よな。
でも、シンの事、受け入れてやろうぜ。」
「・・・ムゥさん・・・でも、俺っ。」
「世の中にはな、色んな男がいるんだよ。
熟女好きもいれば、小さな女の子や男の子が好きなヤツもいる。
動物に興奮するヤツだっているんだぜ。」
ぎゅっと目を閉じ意を決したヴィーノはシンに向きあい、右手を差し出した。
「俺、時間かかるかもしれないけど・・・、
シンのこと・・・受け入れるからな!」
シンの絶叫が響いた事は言うまでも無い。
* * *
え~、全くの暇ネタでしたがいかがでしたか?
皆様の暇潰しに少しでも貢献できたのなら幸いです。
シンがロリコンかどうかは置いておいて、
実際にシンは小さい子の面倒見が良さそうだと思います。
ちょっとぶっきらぼうな所はありますが、根は素直で優しいヤツですから。
子どもたちと一緒に日が暮れるまで泥だらけになるまで遊んでくれそう。
だから、マルキオ様の孤児院に行ったら人気者になりそうだと思います。
(とても平和な絵が浮かびますので、そんなお話も書けたらいいんですけどね。)
で、相変わらず年上にいじられるシンですが(笑。
シンの初恋がカガリだったと言うのはムゥの勝手な発言ですが(笑、
“マユちゃんがカガリを好きだった”という設定は無い話ではないかと思います。
オーブのお姫様に子どもたちが憧れを抱いたとしても不思議では無いので。
で、もしもマユちゃんがカガリに(又はお姫様という存在に)憧れていたなら、
シンもまたカガリに対して嫌な感情を抱いては居なかったと思います。
むしろ、好感を持っていたのではないでしょうか。
だからこそ、家族を戦争で失くし、アスハに対する憎しみが大きくなった・・・
なんて事も無い話じゃないと思います。
最後に、シンの誤解が解け、
というか、この噂がディアッカやルナ、アスランの耳に届かないと良いのですが(笑。
届いちゃったら面白い事になっちゃうので(笑。