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こんばんは。
ようやくChapter5を全てUPすることができました。
こうして編集作業をして、初めてChapter5の長さに気付かされました。
キラがプラントに戻ってから、プラントを出るまでの短期間ですが、
エピソードを沢山盛り込んだために膨らんでしまいました。
さて、以下は筆者のヒトリゴトです。
「こんな風に考える人もいるんだなぁ。」といったスタンスで
お読みいただければと思います。
【アスランとカガリについて】
アスランとカガリのエピソードは
「5-31 跡を閉じ込めて」、「5-32 抱きしめる」、
「5-33 深海」、「5-37 キラの誤算」の計6話です。
現在執筆中のChapter8と比較すると、
切ないほどに距離を置こうとするアスランとカガリがいます。
アスランは病室に入った時、
カガリに近づくことも触れることも、
名前を呼ぶことすら縛めようとしました。
しかし、全てを越えてカガリの名を呼びました(「5-29 君の名」)。
そして、カガリはキラの絶望を映した白い闇の世界で、
左の薬指に熱を感じて
聴こえてきたのはアスランの声でした(「5-30 粉雪」)。
手を取って、指を絡めて、
『離さないで・・・。』
そう言ってしまったカガリの言葉は
切実な想いの現れでした。
アスランは
一人で哀しみに向き合うカガリを護るために
抱きしめようと手を伸ばし、
カガリは、アスランを護るために、
伸ばされた手を引き離します(「5-32 抱きしめる」)。
カガリもアスランも、互いに互いを
確かに求め合っています。
相手を大切に想うことと(=愛すること)、
それを行為と示すことと(=抱きしめること)、
向けられた想いを受け取ることと(=アスランが抱きしめようとしたこと)、
それに応えることと(⇔カガリは応えずに、拒みました)、
自分を大切にすることが重ならない。
アスランとカガリの切なさは、折り重なるすれ違いにあると
筆者は思います。
【キラとラクスについて】
キラとラクスのエピソードは、
「5-34 逃走」、「5-35 失踪」、「5-36 偶然」、
「5-37 キラの誤算」、「5-38 誰」の計5話です。
真白な闇に窒息するように
命の火を消していくキラの狂気に
少し驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。
皆様もご存知のとおり、キラはとても繊細な心を持っています。
その繊細さ故の脆弱性が、GUNDAM SEEDでは描かれ、
だからこそ、戦争に立ち向かうキラの強さが輝いていました。
そして、キラを無限に強くするラクスの存在が、際立っていたと思います。
(逆に言えば、DESTINYでは終始キラの(MSの戦闘における)強さが目立ち、
もっと上手く描かれれば良かったのに・・・と筆者は思います。)
キラの繊細な心が、(筆者の創作の)メンデルの宿命を目の前にすれば、
あのような行動に出るのではないかと、筆者は考えました。
そしてラクスは、重要な政治的局面にあることを理解しつつ、
迷わずキラを選びます。
闇に沈むキラを目の前に、清らかな微笑みを注ぎ続ける、
ラクスは本当に強い女性だと思います。
ちなみに・・・、
「5-38 誰」で、ラクスが持っていた銀のピンですが、
お気づきの方、いらっしゃるのではないでしょうか?
そう、∀ガンダムの中でディアナが持っていたものです。
(「ディアナって誰~?」という方、ごめんなさいっ。)
マニアックに∀ガンダムが大好きな筆者ですので、
今後、アノMSにカガリを乗せるつもりですので、お楽しみに~♪
(あれ?楽しみなのは筆者だけ??)
どうでもいい話かもしれませんが、
GUNDAM SEED DESTINYでは、グフが不本意な描かれ方をされたなぁと
筆者は思っております。
ファーストでグフが登場した時の感動を踏みにじられ、
憤りを感じずにはいられませんでした。
そのため今後登場予定のアノMSは、
筆者なりに愛を込めて(?)描きたいと思います。