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こんにちは。
犯行グループの輪郭が徐々に明らかになってきました。
筆者の文才の限界から、大変分かりづらい描写になってしまい
大変申し訳ございません。
全て省いて結論だけ言えば、
ダンスホールで爆弾テロが起きた後、
ナチュラルとコーディネーターに分離され、
ナチュラルは控えの間に監禁され、
コーディネーターは虐殺されたということです。
そこから、犯行グループはナチュラルである可能性が高いと、
アスランとムゥは予測した訳です。
時代が大きく動こうとしています。
そしてマリューはこれから迎える時代の未来を、
セントラルロビーの状況に重ねます。
混乱の中に響く子どもの泣き声は止みません。
その中でカガリのチカラが必要だと、マリューは呟きます。
カガリが抱きしめることで相手の心に希望の火を燈す行為を“燈し”として、
この物語では描いています。
(詳しくは「5-22 燈し」、「5-23 希望の光」をご参照ください。)
カガリはセントラルホールで出会った小さな女の子に、
次のような言葉をかけます。
「小さくても、出来ることは沢山あるんだ。
貴方が笑えば、きっと誰かを笑顔に出来る。
貴方が抱きしめれば、きっと涙を止められる。」
カガリは人とふれあうことで、
共に希望を分かち合い、人と人を結んでいくことが出来る力を
持っていると思います。
一人の力はあまりに小さくて、それでも小さな希望の火を集めれば
やがて世界を照らす光に変わるはずです。
その力こそが、平和を実現し続けるために一番必要な力なのではないかと
筆者は思います。
今日で2001年に勃発した9.11同時多発テロから
9年になります。
テロは絶対に許されない行為だと思います。
しかし筆者は、テロ組織を世界から無くせば
平和が実現されるとは思いません。
被害を被った国や地域が報復戦争をしたところで
平和になるとは思いません。
平和を実現するためには、
人と人が手をつないで共に歩むことが必要だと思います。
ですが私たちは、
知り合いの人でも手をつなぐことに一瞬ためらってしまう程、
手をつなぐことはとても難しい。
相手が自分から遠くなるほど、難しくなります。
人種が違えば、肌の色が違えば、
国が違えば、文化が違えば、争いを繰り返した歴史を負えば・・・
どんどん難しくなります。
だからこそ筆者は、人と人を結ぶ力が今必要なんだと思います。
グランドゼロ(ワールドトレードセンタービル跡地)に立った時、
空があまりに広くて胸が詰まりました。
建物だけではない、
言葉にできない大きなものが破壊されてしまったのだと、
そんな世界を、私たちは作ってしまったのだと、
その世界に生きる私たちにはすべきことがあるのだと、
強く思いました。
小さな筆者に何ができるのか、まだ探している途中ですが。
さてさて、次回はウィルとカガリの再会です!