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こんばんは、筆者です。
前回のお話では沢山の拍手を贈ってくださり
心から感謝申し上げます。
丁度、しんどいながらも執筆したお話だったので
皆様からの拍手がとても嬉しかったです。
さて、今回もあまり進展せず、申し訳ございません。
この辺りはテンポ良く進む予定だったのですが
カガリがルナの想いに丁寧に応えていくもので・・・
時間がかかってしまいました。
メイリンがいない部屋で、ルナはどれだけ寂しい夜を過ごしたことか
想像に難くありません。
救われなくちゃいけないのは、メイリンだけでは無いんですね。
願い、祈り続けているルナだって、きっとずっと辛かった筈です。
カガリとルナが並んで寝る姿、
きっとかわいらしいと思います。
さて、次回はちょっとドタバタな展開になる予定です。
Read more…以下に、おまけのSSです。
「ふわぁ~。」
大きなあくびをした拍子に瞳が滲み、
あどけない仕草でシンは目元をこすった。
その横からヴィーノが顔を出す。
「おはよっ、シン。
どうしたんだよ、ねむそうだなぁ。」
「なんか、寝付けなくて・・・。」
と、言い終わる前に2つ目のあくびが言葉を飲み込んだ。
ヴィーノは悪戯っぽく笑うとシンを肘でつついた。
「もしかして、妬いてる?カガリ様に。」
「・・・は・・・?」
ヴィーノの言っている意味が解せず、シンは目を丸くする。
「だーかーらー、昨日からさ、ルナはカガリ様につきっきりじゃん?
ルナに相手してもらえなかったから、妬いてんじゃねぇの?」
堪え切れず笑いだすヴィーノに、シンの怒りは一気に沸点に達する。
「ばっかじゃねぇの!」
――あんな奴に、なんで俺が妬かなくちゃならないんだ!
確かに、昨日からルナはカガリの世話役を果たしている。
はじめは、責任感からルナが動いているんだと思ったが、
カガリと笑いあう姿はどう見ても楽しそうで、
少なく見積もっても・・・楽しそうで、
と言うか、俺といる時より笑っていて、
正直良い気持ちはしなかった。
ルナと会話らしい会話をしないまま夜は更け、
もんもんとした気持ちで眠れる筈は無く、
こうして最悪の気分で朝を迎えたのだ。
「おい、シン!何処に行くんだよ~!」
「ルナを起こすんだよ!
朝食の時間に遅れるから。」
「そ~んなこと言って、
早くルナに会いたいんだろう?」
“やれやれ”といったジェスチャーをするヴィーノを無視して
シンはルナの部屋の扉を開き、
絶句した。
扉の前から動かないシンを不審に思い、
ヴィーノが横から顔を出し、
みるみる頬を赤くした。
一つのベッドに眠る2人。
キャミソールから零れそうなカガリの胸に
顔を押し付けるルナ。
その拍子に胸は柔らかく形を変え、
カガリはくすぐったそうに身をよじり、
衣類が乱れていく。
腹部に掛けられたブランケットはずり落ち、
ショートパンツからすらりと伸びた足が
なまめかしく絡み合って・・・
ごくり。
2人が同時に喉を鳴らした時、
一瞬で視界が遮られた。
ドアが自動で閉まったことに驚いて
目を合わせたシンとヴィーノは
背後から聞こえてきた声に凍りつく。
「お前ら、アスランに殺されたいのか?」
硬直した首を無理矢理動かせは
ディアッカのさわやかすぎる笑顔。
いや、最早さわやかを越えて、胡散臭い。
「アスハ代表の寝室に無断で入ろうとした。
って、アスランに報告したら・・・。」
その後数日間、シンとヴィーノが
ディアッカにこき使われたことは
言うまでも無い。
めでたしめでたし?
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「ふわぁ~。」
大きなあくびをした拍子に瞳が滲み、
あどけない仕草でシンは目元をこすった。
その横からヴィーノが顔を出す。
「おはよっ、シン。
どうしたんだよ、ねむそうだなぁ。」
「なんか、寝付けなくて・・・。」
と、言い終わる前に2つ目のあくびが言葉を飲み込んだ。
ヴィーノは悪戯っぽく笑うとシンを肘でつついた。
「もしかして、妬いてる?カガリ様に。」
「・・・は・・・?」
ヴィーノの言っている意味が解せず、シンは目を丸くする。
「だーかーらー、昨日からさ、ルナはカガリ様につきっきりじゃん?
ルナに相手してもらえなかったから、妬いてんじゃねぇの?」
堪え切れず笑いだすヴィーノに、シンの怒りは一気に沸点に達する。
「ばっかじゃねぇの!」
――あんな奴に、なんで俺が妬かなくちゃならないんだ!
確かに、昨日からルナはカガリの世話役を果たしている。
はじめは、責任感からルナが動いているんだと思ったが、
カガリと笑いあう姿はどう見ても楽しそうで、
少なく見積もっても・・・楽しそうで、
と言うか、俺といる時より笑っていて、
正直良い気持ちはしなかった。
ルナと会話らしい会話をしないまま夜は更け、
もんもんとした気持ちで眠れる筈は無く、
こうして最悪の気分で朝を迎えたのだ。
「おい、シン!何処に行くんだよ~!」
「ルナを起こすんだよ!
朝食の時間に遅れるから。」
「そ~んなこと言って、
早くルナに会いたいんだろう?」
“やれやれ”といったジェスチャーをするヴィーノを無視して
シンはルナの部屋の扉を開き、
絶句した。
扉の前から動かないシンを不審に思い、
ヴィーノが横から顔を出し、
みるみる頬を赤くした。
一つのベッドに眠る2人。
キャミソールから零れそうなカガリの胸に
顔を押し付けるルナ。
その拍子に胸は柔らかく形を変え、
カガリはくすぐったそうに身をよじり、
衣類が乱れていく。
腹部に掛けられたブランケットはずり落ち、
ショートパンツからすらりと伸びた足が
なまめかしく絡み合って・・・
ごくり。
2人が同時に喉を鳴らした時、
一瞬で視界が遮られた。
ドアが自動で閉まったことに驚いて
目を合わせたシンとヴィーノは
背後から聞こえてきた声に凍りつく。
「お前ら、アスランに殺されたいのか?」
硬直した首を無理矢理動かせは
ディアッカのさわやかすぎる笑顔。
いや、最早さわやかを越えて、胡散臭い。
「アスハ代表の寝室に無断で入ろうとした。
って、アスランに報告したら・・・。」
その後数日間、シンとヴィーノが
ディアッカにこき使われたことは
言うまでも無い。
めでたしめでたし?