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soranokizunaのカケラたちや筆者のひとりごとを さらさらと ゆらゆらと
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3月8日 運命の出会い記念SS

 

初めてSS書きました・・・。

様々なサイト様でお祝いしておりまして、感化されまして、

2時間で書きました・・・(なので、内容薄かったらごめんなさいっ!)

 

【設定】

時間軸 : 本編終了後、初めての3月8日

関係性 : 本編終了後のまま

       (恋人ではありませんが・・・)

ラスト : もちろん、幸せな結末です。

※文章は、拍手下の「本文はこちらから」をクリックしてお読みください。

 

一人でもお楽しみくださる方がいらっしゃると信じて。

アスランとカガリの出会いの奇跡に感謝して。

 

xiaoxue

 

 

拍手[17回]

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―― 3月8日 ありがとうの日 ――

 

 

 

あれはまだ、

あなたと抱きしめあうことができた

あの頃。

 

3月8日――

 

『カガリ・・・ありがとう。』

 

見上げた先に穏やかな微笑みがあって

 

あなたのぬくもりにつつまれて

 

まるで深海のような静けさと

 

波音のような穏やかさを感じて

 

瞳を閉じて、

 

世界で一番好きな音を聴いた。

 

アスランの鼓動。

 

そこに私の鼓動が聴こえて

 

違うテンポで奏でるそれが

 

だんだん近づいて。

 

重なる鼓動に

 

尊い光を見たような気がした。

 

これが、奇跡だと思った。

 

だから、私はアスランに告げたんだ。

 

3月8日――

 

『ありがとう、アスラン。』

 

 

 

 

首長室で決裁文書の山をひとつひとつ攻略しながら、

カガリはふと床を滑る影を見た。

左壁面の大きな窓へ視線を馳せれば、

開け放たれたガラスの向こうで

常夏の蒼い空を白い鳥が翼を広げているのが見えた。

 

「ありがとう、アスラン・・・。」

 

知らず呟いたカガリは

自らの唇を指でなぞった。

声は、聞き届ける人がいないのに

この空中に漂うことなく

真白な天井に溶けて消えて、

そして、カガリの胸に深く沈んだ。

 

――ありがとう、アスラン・・・。

 

アスランに、

出会えた奇跡に、

想いを馳せる分だけ浮かぶのは

今もあの頃も変わらない、

「ありがとう」の言葉。

 

まだ、恋人の関係にあったあの頃に言えた言葉は、

今はこうして一人で呟く他無い現実に

涙を浮かべることは無い。

それは強がりでも意地でも無く、

純粋なカガリの望みだった。

 

――顔を上げて、前を向いて

   歩いていきたい。

 

――そしたらいつか、

   アスランが夢に描く未来を

   実現できるから。

 

――そしたら、あいつが、

   笑うから。

 

先の大戦時に、自ら指輪を外したカガリが

アスランを幸せにするたったひとつの方法、

それはアスランの描く夢を実現することだった。

夢を実現した未来で、アスランが笑ってくれるなら

それを隣で見ることが出来なくてもいいと思った。

それ程カガリは一心に願い、

顔を上げて前を向き、真直ぐに歩んでいた。

描いた同じ夢を、

その先の未来を

瞳に映すように。

 

でも、時折過る過去が

まるで月のように優しく照らすから

胸の奥にしまった想いがたちのぼって

瞳を揺らす。

 

そう、今も。

 

――今年は、言えないな・・・。

   「ありがとう」って。

 

わかっているのに

窓の外の、大空の真ん中で翼を広げる鳥に視線を馳せてしまうのは、

きっと何処かで思っているからだ。

飛んでいきたいと。

アスランが、あの頃のように

迎えてくれる筈無いのに。

 

――キラとラクスなら、

   間違いなく飛んでいくだろうな。

 

半身と金襴の友を想い、

心が擽られるように笑みが零れた。

 

――考えただけで私に笑顔をくれる、

   本当に、2人には感謝だな。

 

そう思考して、カガリはひとり大きく頷いた。

 

――うん、今日は“ありがとうの日”にしよう。

 

東洋の諺に“思い立ったら吉日”というものがあったが、

なんともステキな言葉だと

カガリは胸の内で盛大に感心し、

机の引き出しからカードを取り出すと

さらさらと万年筆を滑らせた。

 

“3月8日 ありがとうの日”

 

「よしっ!」

 

ウズミにそっくりな癖字のカガリの文字には

不思議と感情が乗る。

カガリはカードを机の隅に置くと、決裁文書の山に再び腕を伸ばした。

 

その時だった。

 

控えめなノックの音。

カガリは首を傾げて、携帯端末に表示されたスケジュールに視線を滑らせた。

が、そこには会議も面会も予定は入っていない。

 

――となれば、緊急な案件を持ってきたのかな・・・。

 

誰であろうと、官僚の顔を次々と浮かべながらカガリは返事をした。



追記を閉じる▲

こんにちは。 

珍しく英語のタイトルとなりました。

 

今回のお話は久々にwork musicがございます。

Bank bandの中島美幸のカバー曲、「糸」です。

 

『逢うべき糸に 出逢えることを

人は仕合わせと 呼びます』

 

出会いによって結ばれる幸せと、

結ばれたことにより誰かを幸せにできる喜びを

この曲から感じます。
↓ 歌詞(歌ネット)
http://www.uta-net.com/user/phplib/view_1.php?ID=20972
↓ 曲(youtube)
http://www.youtube.com/watch?v=OGs_Bbzjk5Y

 


さてさて

以下は毎回恒例の筆者のヒトリゴトです。

 

やっと、アスランとカガリの創った指輪が出てきました。

筆者が忘れていた訳ではありません(笑。

しかし、どのように扱うか大変迷ったのも事実です。

キラとラクスが再び心を通わせたChapter7あたりで

エピソードを挿入しようか、とか、

ラクスから逆プロポーズも考えました。

 

もし、この指輪がキラによって外されるだけで

原型を留めたままだったのなら、

キラとラクス2人で愛を確かめ合う流れになったと思います。

ラクスの真実はキラを愛することで、

キラの真実はラクスを愛することです。

そのため、もう一度愛することを誓うことは

キラとラクスの2人だけで満ち足りるはずです。

 

しかし、この指輪に込められたアスランとカガリの願いを考えると

4人で結婚式を挙げる流れが一番しっくりきました。

離れることの痛みを誰よりも知るアスランとカガリだからこそ、

「ひとつがいの翼のように

何時までも寄り添っていてほしい」という願いは

強く響くことでしょう。

キラとラクスはアスランとカガリの願いを受け止め、

それを誓いとして薬指に刻みます。

その場所には、やはりアスランとカガリの存在が不可欠かな、と考えました。

 

まるでリングピローのように

アスランとカガリの掌の上に指輪が置かれました。

リングピローには「護る」という意味や

リングを留めるリボンには「絆を結ぶ」という意味があるそうです。

まさにキラとラクスの絆を護ろうとしたアスランとカガリのようだと思い、

また、2人からの祝福の意味も込めて描きました。

 

 

共にあり、共に生きることを選んだキラとラクス。

絆を胸に、夢を叶える為に手を離したアスランとカガリ。

想い合うことは同じなのに、かたちは違う。

だからこそ、筆者は彼等の生き方に煌きようなものを感じます。

本当に魅力的な4人です。

拍手[13回]


こんばんは。

1週間ぶりの更新となりました。

 

きっと、キラとラクスは、

アスランとカガリが戦争によって引き裂かれていく過程を

一番近くて見ていたからこそ、

アスランとカガリの幸せを切に願っているのではないかと

筆者は思います。

ですから、真実を見つけて戻ってきたアスランとカガリが

もう一度手を離す決断をしたことを知り、

きっと胸を痛めたのではないかと思います。

 

キラとラクスにとっては、

互いに愛し合うことが真実で、現実で、

でもそれは遍く人にあてはまる真実では無いと

筆者は思います。

愛し合うことが真実であっても、

それを現実として世界で実現できない人も

きっと沢山います。

 

同じ人間が一人としていないように、

真実とは星の数ほどあるのでしょう。

しかし、真実の形が違っても

正しさや、想いの深さを測ることはできないから

きっとすべて真実なのだと思います。

 

『アスランとカガリの真実って何?』

そうキラが問いました。

アスランの答えとは何だったのでしょうか。

きっと皆様は、それぞれに

アスランとカガリの真実を想い描いていることと思います。

“きっとアスランなら、こう応えるだろう”、と。

その言葉が、真実として

アスランとカガリを結んでいることを

筆者は願っています。

拍手[13回]


こんばんは。

 

前回のブログからお察しの方がいらっしゃったかもしれませんが、

アスランとカガリがもう一度、手を離しました。

離した手で、夢を叶える為に。

そんなことが出来るのは、

深い愛情で結ばれた絆があるからでしょう。

 

アスランもカガリも、想いを告げることはありませんでした。

「愛してる」と、言いませんでした。

それでも、言葉にしなくても

2人の想いは確かに結ばれています。

 

しかし、それはとても儚いものです。

想いを言葉にすることも、

想いを確かめ合うことも、

アスランとカガリは、今は出来ないからです。

キラやラクスのように、

愛を言葉にし、抱きしめあうことが

アスランとカガリには出来ないからです。

 

アスランとカガリは

過去に一度、手を離してしまったからこそ

信じ続ける辛さと痛みを知っています。

それでも、この絆を信じ続ける強さを

アスランとカガリは持っていると

筆者は思うのです。

 

 

 

離したこの手で夢を叶えて、

その先の未来でアスランとカガリは約束を交わします。

 

『夢を叶えたら、

伝えたいことがあるんだ。

だから、その時は

聴いてくれないか。』

 

約束が果たされた先で

2人が幸せを選ぶことを、

筆者は願ってやみません。

 

 

信じあうことの辛さも痛みも、

愛し合うことの尊さも、

人種の壁の高さも根の深さも、

憎しみと哀しみの連鎖の強大な力も、

政治の闇も重要性も、

おそらくGUNDAM SEEDで描かれた問題の

全てを背負う2人だからこそ

筆者はアスランとカガリの幸せを

信じたいと思います。

拍手[16回]


 

こんばんは。

ようやくChapter5を全てUPすることができました。

こうして編集作業をして、初めてChapter5の長さに気付かされました。

キラがプラントに戻ってから、プラントを出るまでの短期間ですが、

エピソードを沢山盛り込んだために膨らんでしまいました。

 

さて、以下は筆者のヒトリゴトです。

「こんな風に考える人もいるんだなぁ。」といったスタンスで

お読みいただければと思います。

 

【アスランとカガリについて】

アスランとカガリのエピソードは

5-29  君の名前」、「5-30 粉雪」、

5-31  跡を閉じ込めて」、「5-32 抱きしめる」、

5-33 深海」、「5-37 キラの誤算」の計6話です。

現在執筆中のChapter8と比較すると、

切ないほどに距離を置こうとするアスランとカガリがいます。

 

アスランは病室に入った時、

カガリに近づくことも触れることも、

名前を呼ぶことすら縛めようとしました。

しかし、全てを越えてカガリの名を呼びました(「5-29 君の名」)。

そして、カガリはキラの絶望を映した白い闇の世界で、

左の薬指に熱を感じて

聴こえてきたのはアスランの声でした(「5-30 粉雪」)。

手を取って、指を絡めて、

『離さないで・・・。』

そう言ってしまったカガリの言葉は

切実な想いの現れでした。

 

アスランは

一人で哀しみに向き合うカガリを護るために

抱きしめようと手を伸ばし、

カガリは、アスランを護るために、

伸ばされた手を引き離します(「5-32 抱きしめる」)。

 

カガリもアスランも、互いに互いを

確かに求め合っています。

相手を大切に想うことと(=愛すること)、

それを行為と示すことと(=抱きしめること)、

向けられた想いを受け取ることと(=アスランが抱きしめようとしたこと)、

それに応えることと(⇔カガリは応えずに、拒みました)、

自分を大切にすることが重ならない。

アスランとカガリの切なさは、折り重なるすれ違いにあると

筆者は思います。

 

【キラとラクスについて】

キラとラクスのエピソードは、

5-34 逃走」、「5-35 失踪」、「5-36 偶然」、

5-37 キラの誤算」、「5-38 誰」の計5話です。

真白な闇に窒息するように

命の火を消していくキラの狂気に

少し驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。

皆様もご存知のとおり、キラはとても繊細な心を持っています。

その繊細さ故の脆弱性が、GUNDAM SEEDでは描かれ、

だからこそ、戦争に立ち向かうキラの強さが輝いていました。

そして、キラを無限に強くするラクスの存在が、際立っていたと思います。

(逆に言えば、DESTINYでは終始キラの(MSの戦闘における)強さが目立ち、

もっと上手く描かれれば良かったのに・・・と筆者は思います。)

キラの繊細な心が、(筆者の創作の)メンデルの宿命を目の前にすれば、

あのような行動に出るのではないかと、筆者は考えました。

 

そしてラクスは、重要な政治的局面にあることを理解しつつ、

迷わずキラを選びます。

闇に沈むキラを目の前に、清らかな微笑みを注ぎ続ける、

ラクスは本当に強い女性だと思います。

 

 

ちなみに・・・、

5-38 誰」で、ラクスが持っていた銀のピンですが、

お気づきの方、いらっしゃるのではないでしょうか?

そう、∀ガンダムの中でディアナが持っていたものです。

(「ディアナって誰~?」という方、ごめんなさいっ。)

マニアックに∀ガンダムが大好きな筆者ですので、

今後、アノMSにカガリを乗せるつもりですので、お楽しみに~♪

(あれ?楽しみなのは筆者だけ??)

どうでもいい話かもしれませんが、

GUNDAM SEED DESTINYでは、グフが不本意な描かれ方をされたなぁと
筆者は思っております。

ファーストでグフが登場した時の感動を踏みにじられ、

憤りを感じずにはいられませんでした。

そのため今後登場予定のアノMSは、
筆者なりに愛を込めて(?)描きたいと思います。

拍手[3回]